CDBセンター長、日仏2つの賞 |
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この秋、理化学研究所神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター(CDB)の竹市雅俊センター長(高次構造形成研究グループディレクター)は、細胞生物学と教育啓蒙活動への貢献により権威ある2つの賞を受けることとなった。
竹市センター長は11月3日、細胞間接着に必須のカドヘリン分子群の発見とその組織機構の解明における功績により文化功労者に顕彰された。文化功労者は、科学・学術・芸術の分野で重要かつ後世に残る貢献をしたとして日本政府により選定されるもので、物理学者で元理化学研究所理事長の有馬朗人氏も、科学および行政の分野における功績が称えられ本年の文化功労者に選出されている。
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ミシェル・イスラエル氏より教育・学術功労勲章を授与され、
握手をかわす竹市雅俊CDBセンター長 |
竹市センター長はさらに、フランス教育省から生物学者・教育者としての功績を評価され、フランスでは永く市民の栄誉とされる教育・学術功労勲章(l'Ordre des Palmes Academiques)を受勲した。11月15日、在日本仏大使館から科学担当顧問官のミシェル・イスラエル博士がCDBを訪れ、教育・学術功労勲章を示す紫のリボンが竹市センター長に正式に授与された。
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