理研CDBの竹市雅俊センター長が、国際発生生物学会(ISDB, International Society of Developmental Biologists)の次期会長に就任することが決まった。同学会は15回目となる学術会合を9月3日から6日間に渡ってシドニーで開催した。この会期中に行われた選挙によって竹市雅俊センター長が次期会長に選ばれ、Edward De Robertis 現会長を引き継いで2006年から4年間の任期を務めることとなった。
ISDBは発生学分野の研究を推進する目的で非営利組織として設立された。定期的な国際会議やワークショップを開催すると同時に、各国や地域の発生生物学会を有機的に結びつける役割を果たし、日本発生生物学会やアジア太平洋発生生物学ネットワークもその一員となっている。 |