独立行政法人 理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター
2007年5月15日


新チームリーダーに花嶋かりな氏を起用

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理研CDBは9月から新たに立ち上げる大脳皮質発生研究チームのチームリーダーに、花嶋かりな氏を起用することを決めた。同チームは大脳皮質の発生を司る分子メカニズムの解明を目指す。

花嶋かりなPh.D.

大脳皮質は多様なニューロンから構成される複雑な組織だが、実際には視覚や聴覚、体性感覚といった情報処理対象ごとに「領野化」されている。ヒトを含む霊長類の脳は皮質の表面積を拡大することで多数の機能的な領野を獲得してきたと考えられている。花嶋氏は、多様な大脳皮質ニューロンがどのようなプログラムを経てつくられ、どのようにしてネットワークを構築し、そしてどのようにして機能的領野を形成していくのかに興味を持ち、それらの分子メカニズムを明らかにしていきたいという。花嶋氏は、現職のNew York UniversitySkirball Institute, Developmental Genetics Programから9月に理研CDBに着任予定。





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