独立行政法人 理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター
2009年7月6日

成長シグナル研究チーム、光学イメージング解析ユニットを新たに設立
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清末優子UL

理研CDBは先端技術支援・開発プログラムとしてバイオイメージング解析室(林茂生室長、形態形成シグナル研究グループディレクター兼務)を設置し、平成21年4月より新たな研究支援ユニットである、バイオイメージングを専門に行う光学イメージング解析ユニットを設立した。ユニットリーダーには清末優子氏が着任し、現在の生物学系研究には欠かせない生物学的プロセスを細胞や分子レベルで可視化するイメージング技術を中心に、幅広い分野の研究支援に当たる。また、同氏はこれらのイメージング技術を活用し、微小管を中心とした細胞骨格と細胞・組織形態の分子機構について研究を進める。


また、平成21年7月より新たに発足した成長シグナル研究チームのチームリーダーとして西村隆史氏が着任した。西村氏は生物の発生過程において組織・器官の大きさと発生タイミングを規定する分子機構について研究する。
多細胞生物の組織・器官や体の大きさが決定される機構は、遺伝要因だけではなく外部環境からの要因にも大きく左右される。研究チームではこの組織・器官の大きさが決定される機構について、主に、内在的に制御された細胞増殖、細胞間のシグナル伝達、外部栄養源が如何に認識され発生に関与するのか、に注目し、組織及び個体レベルでの理解を目指す。また、西村氏の研究チームでは研究員を募集中だ。詳しくはCDB求人サイトを参照。


西村隆史TL


 


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