理研CDBは新たにチームリーダー2名とユニットリーダー1名を迎えた。設立10周年を迎えたCDBに若手の新たなアイディアと推進力を投入し、次の10年に向けてさらなる発生・再生研究への貢献を目指す。
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左から今井猛チームリーダー、柴田達夫ユニットリーダー、倉永英里奈チームリーダー |
今井猛チームリーダーは感覚神経回路研究チームを昨年7月に立ち上げ、マウスの嗅覚系をモデルに神経回路の形成機構と機能メカニズムの解明を目指す。昨年10月にフィジカルバイオロジー研究ユニットを立ち上げた柴田達夫ユニットリーダーは、数理的な発想や方法論を背景に、生物らしい複雑でダイナミックな現象の設計原理や動作原理の解明を目指す。今年1月に着任した倉永英里奈チームリーダーは、組織形成ダイナミクス研究チームを率い、組織形成における細胞の振る舞いやプログラム細胞死の役割を解明する。
これら新規チームの立ち上げにより、現在CDBは25の研究室と6つのサポートチームによる支援体制で運営されている。
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