理研サイエンスセミナーVI「変化するカタチ」が神戸で7月13日に開催された。理研の科学者が書道家や脚本家、デザイナーといった異分野の著名人と対談するシリーズイベントで、今回は理研CDBで生物の形態形成を研究する林茂生グループディレクター(形態形成シグナル研究グループ)と、ISSEY MIYAKEの元クリエイティブディレクターでデザイナーの藤原大氏が対談した。対談のテーマは「変化するカタチ」。生物とデザインの両面から、形をどのような戦略で決め、時代に合わせて変化させるのかを論じた。また、生物やファッションにおける形が、環境によって選択されるプロセスについても共通点を探った。対談の後には交流会も開かれ、参加者は登壇者に熱心に質問したり、他の参加者と活発に交流していた。
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対談する林茂生グループディレクター(中央)と藤原大氏(右) |
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交流会の様子 |
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