マウスを用いて、体の左右非対称性が生じる仕組みを研究します。とくに、左右対称性を破るために必要な2種類の繊毛(水流を作り出す回転する繊毛と、水流を感知する動かない繊毛)の機能に注目します。また、卵細胞で母性因子として働くエピジェネテイック因子の役割、とくに着床する前の早い時期でおこる細胞分化に置ける役割にも注目しています。これらの問題を、遺伝学をベースにしつつ、ライブイメージング・構造生物学・流体工学・数理生物学を取り入れながら、解き明かしたいと思います。
1. 左右対称性を破る繊毛の運動パターンの決定機構
2. 不動繊毛が水流を感知する機構
3. 母性因子(とくにエピジェネテイック因子)による着床前胚の制御
A:生物の体の成り立ち。
A:答えの見えないことに挑戦できること。
A:焦らず弛まず。
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